冷燻でスモークチーズ2012年05月08日 22:42

長野県の野辺山の奥にレタスで有名な川上村という村があります.
その村内に会員制キャンプ場「ビブリッジ」があり、開設時からお世話になっています.キャンプ場のオーナー曰く木のテント「ウッドキャビン」を建てさせて頂いて7年目になります。
都会暮らしの 我が家では絶対できない燻製作りを、誰に気兼ねなく思い切り出来る環境です.

昨年までは写真のようなスモーカーを使って温燻(熱をかけながら燻製する )をやっていました.
温燻に使うスモーカー

温燻でのスモークチーズ

今年はどうしても冷燻(熱を かけない20〜30℃以下)をやってみたくなり、冷燻装置を作って見ました.
材料は段ボール箱、ダクト用アルミパイプ、折りたたみスモーカーです。

材料を薫煙する折りたたみスモーカー
冷燻の燻製装置

中には熱をかけてスモークするとドロドロにとけてしまうナチュラルチーズ(ゴーダチーズ、レッドチェダーチーズ、裂けるチーズ)をおきます.

ナチュラルチーズを燻製に

スモーカーに煙を 冷やして送る仕掛はこれです。蛇腹のあるアルミパイプが熱を 逃がしてくれます.
冷燻用の薫煙発生装置

スモークウッドをこちらからセット

ヒッコリーのスモークウッドで燻製すること約4時間以上 、スモーカー内の温度はほとんど上昇することなく、ナチュラルチーズのスモークチーズが完成です.これを ラップに包んでしばし冷蔵庫で休ませ、煙り臭さを 落着かせてやりますとワイン、ビールのつまみとしては絶品となります(ゴックン)。
スモークチーズの出来上がり

いつものプロセスチーズで作るスモークチーズとはまた一味違ったスモークチーズの出来上がりです.

次回はカマンベールチーズ、カチョカバロの燻製を作ってみようと企んでいます.