残暑厳しき 秋の七草2012年09月02日 21:27

 更新をサボっていたら、いつの間にか9月になってしまいました。でも残暑はマダマダ厳しく、秋など何処にあるのか?と思いながら、カメラを持っていつもの神代植物公園にいってきました。さすがにこの暑さの中、来園者もまばらで、ゆっくりカメラを向けることが出来ました。

 そんな残暑の中、秋の七草を狙ってみました。
まずはキキョウ(桔梗)です。
キキョウ(桔梗)

今日本で一番有名な花です、ナデシコ(撫子)
ナデシコ(撫子)

小さな花がタクサン着いているのが、オミナエシ(女郎花)です。良く似た白い花にオトコエシ(男郎花)があります。奥のオレンジ色の花はノカンゾウです。
オミナエシ(女郎花)

ハギ(萩)は、結構夏の盛りから咲いています。
ハギ(萩)

残りの七草は見つけることが出来ませんでしたが、名前だけ書き出してみます。
クズ(葛)、ススキ(薄)、フジバカマ(藤袴)です。次回の予告をして、それが実現したことがないですが、取り合えず後の3つをカメラに収めて見ようと思っています。

野草園の初夏2012年05月15日 09:06

調布市野草園は深大寺自然広場内にある、とても落着いた植物園です.神代植物公園とは規模も知名度も比較になりませんが、ここに植栽されている野草の種類の多様なことは、知る人ぞ知るでしょう。通年で開園されてはいません。3月から11月初旬までの約8ヶ月の間に季節の木々、野草を楽しませてくれます.

今回は野草園の初夏に花咲く野草をご紹介します。

オオチゴユリ
オオチゴユリ
オオチゴユリは、良く知られる「チゴユリ」よりは大分大きく、チゴユリに馴染みがある方には可憐さがあまり感じられないでしょうが、その花弁の透明感がチゴユリの小ささではなかなか感じられない私には、オオチゴユリがお気に入りです.

キスゲ
ノカンゾウ
初夏というよりは夏の代表みたいなキスゲですが、この時は気の早い一輪の黄色がとても自己主張しています.

アヤメ
アヤメ
やはりこの時季はアヤメでしょうか.アヤメはショウブなどと違い、以外に乾いた環境がお好みなようです.乾燥地で瑞々しい紫の花を咲かせている姿は、ちょっと健気さを感じてしまいます.

ムラサキツユクサ
ムラサキツユクサ
盛りの季節のムラサキツユクサは花の時季が短く、すぐに見頃を過ぎてしまう感がありますが、初夏では虫が少ないのか、良い状態の花が見られます.

セリバヒエンソウ
セリバヒエンソウ
気を付けて歩かないと踏みつけてしまいそうなほど小さな花ですが、マクロレンズで覗くとその奇抜な 形と落着いた色に魅せられてしまいます。

この他の写真はPicasa WEBアルバムにアップしてありますので、よろしければ覗いて見てください.

桜の次は足元の春2012年04月21日 22:06

桜の花の狂乱が一段落して、ふっと、足元に目を向けると小さいながら精一杯我が世の春を主張している花々が見つかります.
今回はそんな花々をご覧ください.

まずはショカツサイ(諸葛菜)です。
本名オオアラセイトウ、漢名は諸葛菜といいます.漢名の由来は想像通りあの三国志に 登場する諸葛孔明です。一説には諸葛孔明がこの花を広めたと言われているようで、原産国は中国です.栽培種が逃げ出して、この時期あちこちの空き地に咲いています.別名ムラサキハナナ、ハナダイコンなどと呼ばれることもあります.
ショカツサイ(諸葛菜)

桜の時期のスミレと言うと、タチツボスミレが代表ですが、水辺 に目を向けますと白い小さなスミレを見つけました.ちょっと自信が無いのですが、多分コミヤマスミレ(小深山菫)だと思います.葉の裏の色といい、花弁の模様といいたぶんコミヤマスミレで良いと思います.撮影したのは、都立農業高校神代農場の中の小川と田植え前の田んぼの近くです.
コミヤマスミレ(小深山菫)

言わずとしれたレンゲソウ(蓮華草)です。
もしどこかで見かけたら、ずっと近寄って見てください.その可憐さに心を打たれるでしょう.
レンゲソウ(蓮華草)

この花も目線を地面スレスレにしないと見過ごしてしまいがちな花ですが、よく見ると1ミリほどの小さな花が集まって咲いているのが分かると思います.セントウソウ、漢名は 仙洞草、別名オウレンダマシ、葉の形がオウレンに似ていることから付いたらしいです.
セントソウ

最後は山吹です.黄色の小振りの花が一斉に咲揃う様を見ますと、春真っ盛りを実感します.私の生まれ故郷の信州では寒く厳しい冬が終わり暖かくなると一気に咲出し、心がウキウキしたことを思い出します.
ヤマブキ(山吹)

まだまだご覧頂きたい花々がありますので、Picasa WEBアルバムでお楽しみください.

やっと春が… でも寒い!2012年03月14日 22:53

ようやく春らしい日が続くようになってきたのですが、それに釣られて、今年始めて調布市野草園に出掛けました。例年ですと、もう春の花が沢山見られる時期なのですが、寒いのですね。写真には撮れなかったのですが、冬から春にかけて咲くセツブンソウがまだ花をつけていました。

園内にはいたる所にフキが自生していますので、この時期はフキノトウ(蕗の薹)が沢山咲いています。

フキノトウ
フキ味噌、天麩羅など春の味覚と して人気がありますが、さすがに市立の公園ですので、勝手に採取することはできません。

寒い日が続いていたので、まだ咲いていないだろうと思っていましたが、ユキワリイチゲが咲出していました。

ユキワリイチゲ
ユキワリイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)、 漢字では雪割り一華とかきます。イチゲの 仲間はこの時期に1つの茎に一輪の花を咲かせます。これが名前の由来になっているそうです。イチゲの仲間にはイチリンソウ、ニリンソウ、サンリンソウなどがあります。
同種にはキクザキイチゲ(菊咲き一華 )、アズマイチゲ(東一華)などがあります。Picasaウェブアルバムには、これらも載せてあります。

続いて、いつもの神代植物公園に春を撮りに出掛けました。
梅園の梅の開花は、全体的には3割程度の状態ですが、気温が低めのせいか花が長持ちしているようです。
紅梅

やっとサンシュユも開花して、園内の一角が黄色い花で賑やかです。
サンシュユ

ウグイスカグラが可愛い花をつけていました。初夏にはツヤツヤした赤い実をつけ、この実がとても甘くて美味しいのです。鳥も知っているらしく、 味わうには鳥と競争です。
ウグイスカグラ

他にも沢山撮ってきてしまいました。ブログにはとても張り切れませんので、残りの写真はPicasa ウェブアルバムでご覧ください。